国際シンポジウムのお知らせ
横浜国立大学 から国際シンポジウムのお知らせです。
SIP次世代海洋資源調査技術 生態系の実態調査と長期監視技術の開発
国際シンポジウム「海底資源の未来と持続可能な開発-環境配慮は開発の近道」
Sustainable Development of Deep-Sea Resources for the Future
日時:2017年11月7日(火) 10時~17時30分(開場 9時30分)
会場:横浜情報文化センター 情文ホール
同時通訳付き
入場無料(事前参加登録制)
登録フォーム
フライヤーをこちらからダウンロードできます。
海底には金、銀などの貴金属や、レアアースなどの貴重な鉱物資源が存在して
おり、様々な社会的期待が持たれています。そして、海底資源の利用を考え
る場合には、環境に配慮しつつ「持続可能な開発(sustainable development)」
を進める必要があります。
本シンポジウムでは、海底資源の利用と海洋の環境保全に関する国際的な動向
を紹介すると共に、環境配慮に必要な海洋環境の調査、観測モニタリングや
評価手法等について、SIP「海のジパング計画」が進めてきた自然科学・社会
科学の両分野にわたる研究成果を紹介いたします。
そして、総合討論では海底資源利用のための環境影響評価と管理について論議し、
「環境配慮こそ開発の近道」であることを示していきます。
プログラム(予定)
開会の挨拶:
浦辺 徹郎 SIP次世代海洋資源調査技術 プログラムディレクター
趣旨説明 :
中村 由行 教授(横浜国立大学)
セッション1 海外の海洋資源と環境保全の取り組み
「IMOにおける海洋環境保護に関する取組み」
Heike Deggim氏 (国際海事機関(IMO)海洋環境部次長)
「海洋資源開発に伴う環境影響の把握と管理に関するヨーロッパの取組み」
Philip Peter Edmund Weaver 教授
(Seascape Consultants Ltd. 元MIDAS環境プロジェクト・コーディネーター)
「太平洋における海底鉱物資源利用への挑戦と期待」
Michael George Petterson 教授 (Auckland University of Technology)
セッション2 海底鉱物資源利用に関わる法制度と社会規範
「海底鉱物資源利用にかかわる日本の法制度」
中田 達也 准教授 (東京海洋大学)
「国連海洋法条約のもとでの環境配慮に関する制度」
掛江 朋子 客員准教授(横浜国立大学)
セッション3 環境影響評価を支える技術開発
「新しい監視技術の導入」
河地 正伸 室長(国立環境研究所)
「観測技術の高度化に向けて」
山本 啓之 ユニットリーダー (海洋研究開発機構)
ポスターセッション (コーヒーブレイク)
総合討論
司会:松田 裕之 教授(横浜国立大学)
話題提供:
「海洋環境影響評価技術のISO標準化」
吉田 公一 客員教授(横浜国立大学)
「沖縄における海底資源産業の振興に向けた取組み」
姫野 達哉 専務理事(沖縄海底資源産業開発機構)
「海洋開発事業における環境影響評価及び環境保全措置の事例」
島田 克也 理事(日本環境アセスメント協会)
閉会の挨拶
主催:横浜国立大学
共催:東京海洋大学
協賛:海洋研究開発機構(予定)、国立環境研究所
後援:横浜市、横浜うみ協議会、神奈川県、一般社団法人海洋調査協会、
次世代海洋資源調査技術研究組合(J-MARES)
協力:横浜観光コンベンション・ビューロー
お問い合わせ先
横浜国立大学 統合的海洋教育・研究センター 柴田
045-339-3067 shibata-yukie-cz@ynu.ac.jp