風力発電に係る環境省からのお知らせ
環境省から環境影響評価課よりご案内です。
本日、(1)「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル」
の公表、(2)「風力発電に係るゾーニング実証事業」に係る公募について、
報道発表しましたのでお知らせいたします。
(1)「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル」の公表について(平成30年3月20日)
http://www.env.go.jp/press/105276.html
環境省では、平成28~29年度において、全国で10の地方公共団体(2県5市3町)の参加を得た
「風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業」の実施及び有識者からなる同検討会の設置により、
環境保全と風力発電の導入促進の両立を図るため、地方公共団体が関係者等との調整の下で、風力発電の
導入を促進しうるエリア、環境保全を優先するエリア等を設定するゾーニング手法を検討して参りました。
これらの検討成果を踏まえ、「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル」として取りまとめました。
本マニュアルには、環境保全と風力発電の導入を促進するためには、地域の自然的・社会的条件を踏まえ、
①環境保全を優先するエリア、②立地に当たり調整が必要なエリア、③導入を促進しうるエリア等にゾーニングすることが
効果的であることを明記するとともに、そのために必要となる情報収集の方法、ゾーニングマップの作成方法、
マップの合意形成の手法、ゾーニングマップの活用方法などを、地方公共団体向けに、体系的に記載しています。
今後、マニュアルの普及を図ることで、環境に配慮した風力発電の導入促進を図ってまいります。
(2)「風力発電に係るゾーニング実証事業」に係る公募について(平成30年3月20日)
http://www.env.go.jp/press/105277.html
環境省では、環境保全と両立した形で風力発電の導入促進を図るため、「風力発電に係る地方公共団体による
ゾーニングマニュアル」に基づくゾーニングマップの作成に加え、ゾーニングの実効性を確保し、
具体化するための仕組みについて実証を行う地方公共団体を、4団体程度公募します。
公募期間は平成30年5月1日(火)までとなります。
○対象・公募数・実施期間
地方公共団体(都道府県、市区町村。単独でも、複数でも可。)
<A>風力発電に係るゾーニングに初めて取り組む地方公共団体:2団体程度
(3カ年以内)
<B>風力発電に係るゾーニングの実績(類する取組を含む)を有する地方公共団体:2団体程度(原則1カ年)
○予算(委託額)
原則3,000万円以内(1件1カ年当たり)