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会長挨拶

このたび、第6代の会長を拝命いたしました。

本学会では、2002年の学会設立当初から編集委員会において学会誌の企画編集に関わり、その後、学術委員会において投稿論文の審査に携わってまいりました。また、国際交流委員会の委員として、2003年に開始された日韓ワークショップやその後のアジア環境アセスメント会議(AIC)に参加ならびに会議の運営に関与してきました。2022年に開催された第21回年次大会では大会実行委員長として大会の企画運営に携わり、本学会の取り組みに様々な側面から関わることができたのは、大変貴重な経験であったと考えています。

加えて、国際影響評価学会(IAIA)では、2016年5月に名古屋市で開催された年次大会に共同議長として企画運営に関わるとともに、2019年から2022年まで理事(財務担当)として同学会の組織運営に関与する機会を得ることで、外国における取り組みにも目を向けることができました。

環境アセスメント制度は1984年の閣議決定から40年、環境影響評価法の完全施行から25年が経過し、法制度面における内容は充実しつつあり、こうした動きを官や民とは異なる学術団体の立場から支えていくことが求められます。

一方、他の国々で進められているようにアセスメントの考え方をいわゆる環境の側面だけでなく、健康や社会、人権など多様な分野に適用する可能性も注目されます。加えて、事業段階のアセスメントとともに、より早期の段階のアセスメントをどのように進めていくかという点についても長年の課題として挙げられます。

本学会創立20周年を機に寄せられた学会への期待を視野に入れつつ、多様な分野のメンバーの間の交流をより活発に進めるとともに、学会ならでは活動のあり方について会員の皆様とともに探っていきたいと考えています。

 

​第6代会長 村山武彦


 

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