アセスを知る小冊子
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より良いアセスを積み上げよう(見開き12P,pdf,262KB)
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事例で読み解くアセスの効果(役割)「アセスに関わって地域を良くしよう!」(pdf, 3,592KB)
環境アセスメントでは、環境に影響を及ぼすおそれのある行為について、その実施が環境に及ぼす影響を調査・予測・評価し、その結果に基づき、環境を保全するための適切な措置が求められます。また、環境アセスメントのプロセスを通じて、地域や社会の持続可能性にポジティブな効果を果たすことが期待されます。
そのため、実際の環境アセスメントにおいて関係者がどのように関与し、どのように手続きが進められ、その結果、地域や社会にどのような効果をもたらしたかを知ることが重要です。
そこで、本学会では、およそ1年の時間をかけて、『事例で読み解くアセスの効果(役割)「アセスに関わって地域を良くしよう!」』という小冊子を作成しました。この小冊子は、具体的な事例をいくつかの側面から読み解き、環境アセスメントが社会に果たした効果とそれが機能するための考え方を示したものです。
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先手先手の環境配慮が肝心「配慮書を活用しよう」(pdf, 4,564KB)
環境アセスメントでは、環境に影響を及ぼすおそれのある行為について、その実施が環境に及ぼす影響を調査・予測・評価し、その結果に基づき、環境を保全するための適切な措置が求められます。また、環境アセスメントのプロセスを通じて、地域や社会の持続可能性にポジティブな効果を果たすことが期待されます。
なかでも、改正環境影響評価法(2013年4月施行)において創設された、計画段階配慮書(以下、「配慮書」)は、計画の早い段階で先手を打って重大な環境影響を避けるための重要な仕組みです。これまでにかなりの件数が実施されていますが、十分に理解・活用されていない部分があります。そこで本学会では、『先手先手の環境配慮が肝心「配慮書を活用しよう」』という小冊子を作成しました。この小冊子は、具体的な配慮書の事例を読み解き、その教訓から学び取れる配慮書が社会に果たす役割とそれが機能するための考え方を示しています。今後、配慮書が適切な役割を果たすことを通じて、様々な事業や計画が先手を打って環境保全を組み込み、持続可能な社会づくりに貢献できることを期待します。
小冊子送付状_先手先手の環境配慮が肝心(pdf, 184KB)
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環境アセスメント図書を読み解く「準備書はどのように作られているの?」(pdf, 1,922KB)
環境アセスメントの手続きでは、個々の事業特性や地域特性に応じて柔軟に必要となる図書を作成することが求められ、そのための技術的な
方法等を示すことが求められます。
そこで、本学会では、およそ1年の時間をかけて、『環境アセスメント図書を読み解く・・「準備書はどのように作られているの?」』
という小冊子を作成しました。この小冊子は、環境への影響をどのように把握し、それを評価していくのかについての理解を深めるために、
事例をあげて、特に準備書について、調査、予測、評価の読み解き方を具体的に示したものです。
- 環境アセスメントの技術指針ってな~に?「技術指針のかしこい使い方」(pdf, 201KB)
環境アセスメントでは、手続きが適切に行われ、一定の水準が確保されるようにすることが求められます。
また、様々な人たちの信頼を得るために、調査・予測・評価を実施する際の基本的な考え方や、
環境アセスメントが科学的かつ適正に行われる必要があります。
そのため、多様な事業種・地域の特性に合わせて柔軟に環境アセスメントの手続きで必要となる図書を作成することが求められ、
そのための技術的な方法を示すことが求められます。そこで、本学会では、およそ1年の時間をかけて技術指針の内容と使い方のポイントについて、
より基本的な立場から認識していただくために、『環境アセスメントの技術指針ってな~に?・・「技術指針のかしこい使い方」』という小冊子を作成しました。
- 環境アセスメントの心得(pdf, 292KB)
本学会では、環境アセスメントの持つ考え方やその進め方が持続可能な社会の構築に役立つシステムとして認知・活用されるように、
環境アセスメントに直接関係している事業者、各自治体の担当者、審議会のメンバー、その他環境アセスメントに関与する専門家、
市民、学生の方々への十分な浸透が必要と考え、環境アセスメントの基本を認識していただくための小冊子を作成してきました。
この度、『環境アセスメントを活かそう・・「環境アセスメントの心得」』について、これまでに作成してきた冊子も踏まえて項目を
追加するなど、内容の充実・更新を行った改訂版(Ver.2)を作成しました。
- 環境アセスメント審査会のあり方(pdf, 206KB)
1997年に環境アセスメント(環境影響評価)法が成立し、地方公共団体においても条例化が進行し、環境アセスメント審査会
(または審議会)が設置されています。
しかしながら、その主に技術面を支える審査会は、必ずしも十分機能している自治体ばかりとはいえない状況にあります。
その背景・理由としていろいろな問題・課題が考えられますが、そのひとつに審査会の役割と位置づけに対して明確な方向性を
持っていないことがあるのではないかと考えております。
環境アセスメントには多くの方々が関係し、各関係者がそれぞれに求められる立場や役割を継続的に認識し、発揮していただく
必要があります。特に、環境アセスメント審査会の委員の方々は、専門的知識を動員するとともに環境アセスメントの目的を逸脱
しないよう注意することも求められ、首長も行政としての立場から判断して適切な意見を述べる必要があります。その他環境アセ
スメントに関与する専門家、市民、学生の方々も、この審査会が持つ基本的な役割と位置づけを再認識して貰うことが必要だと感
じております。
そこで、本学会では、1年以上の時間をかけて審査会の役割や位置づけをより基本的な立場から認識していただくために、本小
冊子を作成しました。
- 調査のあり方~事後調査を中心に~(pdf, 174KB)
環境保全措置等の公表は、環境アセスメントが目指す、持続可能な社会・環境を形成するために必要となる最適な環境保全措置が
事業において効果的に組み込まれ、機能しているか否かを確認するシステムとして、その意義が期待されています。
以前は、事後調査を実施し公表することが必ずしも義務ではなかったことから、環境保全措置が期待された機能を発揮しているか、
追加的に保全措置を講じることの必要がないかなど、十分に検討されているのか否かを確認できていませんでした。また、その事後
調査にどのような目的を持たせ、調査を実施し、分析・評価し、結果をどのように活用するのかについて、明確な方向性を示すこと
ができていないのではないかと考えております。
そこで、本学会では、1年以上の時間をかけて調査のあり方について、事後調査を中心にして、より基本的な立場から認識してい
ただくために、本小冊子を作成しました。
- スモールアセスの勧め(pdf, 764KB)
マンションや住宅団地等の開発等にあっては、環境影響評価法や地方公共団体の環境影響評価条例等に定める規模要件未満のもの
が多数を占めており、これらの事業において各種の環境配慮を取り入れることは、地域や地球規模の環境を保全する上で大変重要で
あります。
本学会では、法や条例などに規定されない事業において積極的に環境配慮を組み込み、それをアピールできるようにすることを目
的として、柔軟な手順にて実施する環境アセスメントをスモールアセスと呼ぶこととしました。なお、スモールアセスは、CSRな
どの一般的な環境管理活動の一環として組み込むことも可能で、自主的に事業における環境配慮の姿勢を対外的に打ち出していく、
有効な手法となります。
このようなスモールアセスを普及させるため、事業者等において実施の手助けとなるよう、本小冊子を作成ました。
- 環境アセスメントにおける情報交流の基本(pdf, 398KB)
平成25年4月には、環境影響評価法の改正が全面施行され、配慮書や方法書、環境保全措置の報告書などにおいて、情報交流の機会
が充実してきています。また、今後地方公共団体においても、情報交流に関する制度の充実が期待されているという状況にあります。
本学会では、情報交流は、環境アセスメントの重要な機能のひとつであり、環境アセスメントの様々な段階において、事業者が適切
に情報を公開し、それに対して様々な人たちが情報を提供するなどにより、相互に情報をやり取りすることだと位置づけております。
また、情報交流における相互のやり取りを通じて、様々な人たちの有する環境情報が活用され、相互理解が進み、環境配慮がなされた
よりよい事業計画が実現すると考えています。
このように情報交流の基本的部分を明確にすることによって、関係者の理解を促進するとともに、環境アセスメントの手続きがスム
ーズに進むようにするため、小冊子『適切な環境配慮を組み込むために「環境アセスメントにおける情報交流の基本」』を作成ました。