「環境アセスメント学会生態系研究部会 第17回定例会開催」のご案内
わが国の環境影響評価法では、回避、低減、代償というミティゲーションの
種類と優先順位が示されてはいるものの、実質的な代償ミティゲーションの
実施はきわめて限られたものに留まっているのが現状です。
一方、欧米では、生物多様性政策のひとつとして、開発等による生態系の
ネットでの損失をゼロにする「ノーネットロス政策」が導入されており、
これが根拠また原動力となり、実質的な代償ミティゲーション行為が推進されて
いるものと考えられています。
第17回定例会は、「生物多様性ノーネットロス政策の日本への導入の課題」を
テーマに、跡見学園女子大学の宮崎正浩教授に話題提供をいただきます。
また、生物多様性オフセット・バンキング、里山保全等の市民活動などと
絡めながら、参加者の皆様と双方向で議論し、生物多様性ノーネットロス政策を
日本に導入する場合の法制度や運用の仕組みについて考えたいと思います。
皆様、奮ってご参加ください。会員以外の方の参加も歓迎いたします。
<案内>(PDF, 199KB)
■テーマ:
生物多様性ノーネットロス政策の日本への導入の課題
■話題提供者:
宮崎 正浩 跡見学園女子大学マネジメント学部教授
■コーディネーター:
田中 章 東京都市大学環境情報学部准教授
■日時:
平成22年6月24日(木) 18:00~20:00
■場所:
環境パートナーシップオフィス エポ会議室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F)
案内図は以下のURLでご覧いただけます。
http://www.geic.or.jp/geic/intro/epo_map.pdf
■資料代:
会員:200円 非会員:500円
■参加申込:
メール件名に「アセス学会生態系研究部会第17回定例会参加申込み」と明記し、
お名前、ご所属、学会会員・非会員の区分、連絡先メールアドレスをご記入の上、
下記の申込先までメールでお申し込みください。
申込先:nobuaki.kuki@gmail.com(担当:久喜伸晃)
■申込期限:
6月21日(月)
※なお、希望者多数の場合には会場の都合で先着順にさせていただきます。